19.入院スタート!
指定された10時に旦那と病院に行き、まずは入院手続きを。その後、産婦人科病棟へ。担当看護師がつくそうなのですが、この日はお休みだったらしく、別の方が対応してくれました。
まずは病室へ。個室も考えましたが、2ヶ月くらい入院するので、とりあえずは4人部屋に入ることにしました。
そしてフロアの説明を受けて、荷物整理を。
しばらくして問診。アレルギーや家族構成などを確認され、最後に血栓予防の着圧ソックスを渡されました。帝王切開の手術のときに履くとばかり思っていましたが、入院中もずっと履くんですね。これがピチーっときつくて、お腹が出ているから脱ぎ着も一苦労(。>д<)
そうこうしているうちにお昼になり、ご飯が運ばれてきました。牛肉の炒め物がメインでしたが、これが意外と味が濃い! うちで出てくるのと大して変わらないか、むしろ濃い…。「これで尿蛋白はマイナスになるんだろうか…」と思いながら完食。
午後に上の子が来てくれました♪ 「院内フリー」「シャワー毎日OK」だったので、飲食もOKなラウンジに移動して、子どもと気兼ねなくお話しました( ´∀`)
子どもを連れてきてくれた両親は一足先に帰り、「パパたちもそろそろ帰ろっか~」となった夕方。一番気掛かりだったときです。「帰らない! ママと一緒に寝る!」と言うのではないかと…。でも、驚くほどスンナリ帰ったのです(^_^;) 「また明日~! おやすみ~!」と手を振りながら、ニコニコとエレベーターに乗っていきました。大好きなドクターヘリや救急車がいるときがあるので、見に行ってみようかと促したパパの機転もありますが、1週間毎日お話した効果もあったかな~なんて思ってみたりして(^_^;) とにかく安心しました( ´∀`)
「寝るときも泣かずにいてくれるといいなぁ」「夜中起きて『ママ~』って探さないといいなぁ」と願いながら床に就きました。
18.管理入院する前に…
入院まで2週間。やりたいことがいくつかあったので、2週間以上前からやっていたことも含めて列記します。
①ヘアカット
前回はセミロングで臨みましたが、それでも長くて邪魔だったので、髪がギリギリ結えるくらいのボブにしました。上の子も前髪が長くて目に入りそうだったので、一緒に美容室に行きました♪
②マタニティフォト
正中線がクッキリ出ていたし出べそになっていたので撮る気はなかったのですが、双子を妊娠するってそうあることではないし、きっと最後の妊娠だろうし、よくよく考えたら結婚式などの写真と違って人様に見せるものではないし、何より、上の子が私を独占できるうちに二人で思い出作りをしたかったので(お腹に二人いるので厳密には二人きりではないのですが(^_^;))、急いで予約したのでした。やってよかったです! オススメですよ☆
③退職祝いの品注文
義父が退職したので、そのお祝いの品を特注。一度定年退職したのですが、再就職が決まっていたこともあってお祝いをすっかり忘れてしまった過去があるので、今回こそは!と前々から旦那に相談。お酒は飲まず、これと言った趣味もなかったので、大好きな饅頭にすることにしました。ただ、本当はもっと働き続けたかった義父なので、紅白饅頭で「退職祝い」とするのは意に反するかなと思い(タイトル等には「祝い」と書きましたが)、「お疲れ様でした」と印字してもらえるようにしました。
そして、早々と何年も前に早期退職していた義母のお祝いもしていなかったことに気づき、義母には花型の華やかな上生を頼みました。
④新車注文
我が家には軽1台しかなかったので普通車購入はマストで、何ヶ月も前から数社を回って試乗して見積りをもらって、を繰り返していました。やっっっと車が決まり、支払いを済ませて、納車を待つだけの状態にしました。
⑤上の子とのお話
毎日同じ布団で寝ていた息子と、2ヶ月離れて過ごすことになります。産休に入ってからは一日中一緒に居たわけです。それが急に居なくなるので、「そのことをちゃんと話さなければ」と、入院1週間ほど前から夜お布団の中で説明することにしました。
偶然義父が怪我で同じ病院に入院していたときがあって「じいじの病院」と呼んでいたので、「ママは赤ちゃんとじいじの病院にお泊まりするから一緒に寝られなくなるけど、毎日遊びに来てね。待ってるからね」と、毎日同じように話しました。ほとんどはうんうん頷きながら聞いてくれましたが、「ママ、じいじの病院行かないで」「ママ、じいじの病院でねんねしないよ」と言われた日もあり、ただただ「ごめんね」と思いながらギュっとすることしかできませんでした…(ToT) でも、私にできること・すべきことは、「二人を無事に産んで元気に帰ってくること」。結局お互いに一度も泣くことなく入院初日を迎えることができました。
この5つが主なやりたいことでした。
細かいことはもっとありましたが、約2ヶ月ある入院生活中にやればいいなと思っていました…。
17.28w3d(8ヶ月)
入院前最後の外来健診です。
8ヶ月に入ったからか、「今日はじっくり診ていくので、気持ち悪くなったら教えてください」と言われてから健診スタートです。
すると、Aくんを診ている間にだんだん血の気が引き、耳が遠くなり(気圧の高い所に行くとなるアレです)、額にジンワリ汗が…。「ちょっと貧血のようになってきました」と伝え、仰向けからすぐ横向きに。上の子のときも一度なったんですよね…(^_^;) お腹の重さが、背中にある太い血管を圧迫して血圧が一気に下がってしまうという…。
看護師が車イスを持ってきてくれ、別部屋で休むことに。この日は母親が同行してたので、あったかいお茶を買ってきてもらい、1時間ほどベッドに横になっていました。
少しよくなったので、エコー再開。「入院してからじっくり診ましょうかね」と、Bちゃんはさらっと診て、この日は終わりました。
以下、データです。
Aくん:1170g、Bちゃん:約1060g
子宮底長:+3cm(28cm)
腹囲:+2cm
体重:+0.8kg(+9.0kg)
尿蛋白:+
二人とも1000gを越えてくれました(*≧∀≦*) が、尿蛋白がーになることは結局一度もありませんでした…(。>д<)
16.26w3d
前回の健診からの帰り、病院から電話が掛かってきて、「主治医に確認したら、健診は2週間後でいいそうです」とのこと。有休をギリギリで調整していたので、ちょっとほっとしてしまいました(^_^;)
私の職場は基本的に固定給なので、欠勤になると経理の方に計算の手間を掛けさせてしまうのです…。「それが経理の仕事なんだから、気にすることない」と言われればそれまでですが、ただでさえ繁忙期に不在になるのに、それ以上負担・迷惑を掛けたくないという思いがあり…。
何はともあれ、計画どおり有休をフル消化して、欠勤することなく産休に入ることができたのでよかったんですけどね( ´∀`)
では今回のデータです。
今回からやっと主治医に戻りました( ´∀`)
Aくん:948g、Bちゃん:850g
子宮底長:-2cm(25cm)
腹囲:+1cm
体重:+0.1kg(+8.2kg)
尿蛋白:+
子宮底長が前回から2cm減っている…。やはり人の手。測る人や測り方によってこうも違うんですね。
あ。前回聞き漏れたOGC検査の結果は問題なしでした♪
いよいよ管理入院が約1ヶ月後に迫ったので、「入院の手引き」のようなものをもらい、必需品を揃えていきました。一度出産しているので、「前回のものを」と思って段ボールを引っ張り出してきましたが、やはり双子…。前回はMまたはM~Lで済んだものが、どうにもきつく…。ほとんどすべてをLまたはL~LLに買い替えたのでした。
15.24w3d(7ヶ月)
朝イチで真っ直ぐ採血部へ行き、50gGCT検査です。「甘~い炭酸水」と聞いていましたが、お菓子大好きな私にしたら、市販の甘めのサイダーと変わりはなく、まったく苦ではありませんでした。採血も、ベテランのおばちゃんで、それほど痛くはありませんでした。
「結果は健診のときに聞いてください」と言われ、その後はいつもどおりの健診の流れです。
が、なんとなんと、またも主治医ではなく、隣県の大学病院の、今度は女性の先生でした。30代後半くらいの元気いっぱいの方と、医者に成り立てか研修医のような20代くらいの男の方もいました。
今回も性別のことを聞くと、「本当は教えちゃいけないことになってるんですけどね~。でも双子だといろいろあるので大抵言っちゃうんですけどね~」と言いながら診てくれ、「割れ目があるから女の子かな」と。3回目にしてやっと性別判明です!(*≧∀≦*)
そして、ずっと上下だった双子ちゃんがいつの間にか左右に移動していて、「この時期でこの位置からすると、男の子が先に出てくるかな~(自分から見て左側にいます)」とのことでした。
ではデータです。
Aくん:760g、Bちゃん:約690g
子宮底長:+4cm(27cm)
腹囲:+5cm
体重:+1.4kg(+8.1kg)
尿蛋白:±
最後に「次は来週ですね~」と言われたのですが、だいぶ前から押さえられている予約は2週間後…。そう伝えると、「あれ? でも7ヶ月だからもう毎週でいいんだよね?」と看護師に確認。看護師も慌てて予約表などを確認し、「あ、そうですね。じゃあ…来週〇時に来てください」と。
急な展開&性別判明&救命措置が取れるという500gを二人とも越えたことに気を取られ、OGC検査の結果を聞くのをすっかり忘れてしまっていました(^_^;)
14.22w4d
祝日でいつもと受診曜日が変わったので、今回も主治医ではありませんでした。でも、義妹の第2&3子帝王切開に執刀してくれた先生で評判もいいので、「当たらないかな~」とずっと楽しみにしていました♪ 実は、紹介状を書いてもらう時点でその先生の曜日を希望したのですが、「混んでて、あちらの空いてるところにしか入れられない」と言われたのでした。
50代前半くらいでしょうか。物腰の柔らかい穏やかな先生でした。
「前回何か言われましたか?」と聞かれたので「下の子が小さいと…」と答えたところ、エコーを診て「標準よりは小さめだけど、小さすぎるということはないよ」と( ´∀`) 一気に不安が吹き飛びました。
また、性別も聞いてみたところ、前回同様で、「上の子は男の子で間違いなさそうだけど、下の子は微妙だなぁ。割れ目があるように見えるけどね。女の子であれば、小さいのは合点がいくかなぁ。次聞いてみて」と(^_^;)
最後に「何か聞きたいことはある?」と聞かれたので、旦那が「このまま先生に診てもらうことって…」と言ったところ、「この曜日混んでるんだよね~(。>д<) 主治医誰だっけ? あぁ、〇〇先生ね。あの先生の方が僕より診れるから大丈夫ですよ」とのお返事(^_^;) 混んでいるなら仕方ないし、主治医に不信感・不満があるわけでもなかったので、すんなり引き下がりました(^_^;)
ではデータです。
Aくん:約500g、Bちゃん!?:約450g
体重:+0.6kg(+6.7kg)
尿蛋白:±
最後に会計受付で、「次回は血糖検査があるので」と、その説明書をもらいました。いわゆる「GCT検査」ですね。でも、上の子のときは、この検査、やってなかったんです…。時代かと思いきや、6年前に第3子を産んでる義妹は受けたと言っていたので、病院によるようですね。
あぁ、採血イヤだ…(。>д<)
PS. 前回「『お腹の引き締めも成長を妨げる一因』とあったから腹帯を取った」と書きましたが、看護師曰く、それは関係ないそうです(^_^;) でも、結局その後は腹帯はしませんでした。
PS2. ますますお腹が大きくなるというのに、なぜかこの頃にはすっかり腰背痛が消えていました! 代わりに、お腹の皮膚がピリピリ痛くなっていったのですが…(>_<)
13.20w3d(6ヶ月)
2週連続の健診。単胎だと「安定期」と言われる時期に入りました。
この日の担当は、隣県の大学病院の先生で、30代後半に見える男性でした。
主治医は、毎回エコーをさらっと、2回に一度内診する程度でしたが、この先生は30分くらい掛けてじっくりエコーを診てくれ、心音も聴かせてくれました!
ではデータです。
Aちゃん:約360g、Bちゃん:約300g
子宮底長:+5cm(23cm)
腹囲:+3cm
体重:+1.7kg(+6.1kg)
尿蛋白:+
尿蛋白が+に戻ってしまいました…(*_*)
「お菓子も完全に止めたし、上の子のときと同じような食生活なのに、なぜだろう…」と頭の中は「?」だらけ…。先生も、「ずっと+のままなので、詳しい検査に出してみましょう」ということで、結果が出るまでひたすら待機…。結果は「許容範囲内だったので問題なし」でした。
体重も1週間で1.7kg増でしたが、「昨晩家で測ったときは、先週と0.4kgしか変わらなかったんですけど…」と伝えたら、「じゃあ服かな?」で終わりました。
そして、6ヶ月に入ったので、性別を聞いてみることに!
この頃二人はおへそを挟んで上下にいたのですが、上の方にいる子(Aちゃんの方です)はすぐ男の子と判明! もう一人は、「こっちも男の子かな? 角度が微妙で…。あ、でも女の子かな? 突起はあるんだけど、女性器の成長過程のようにも見えるなぁ。女の子かなぁ」ということで、次回に持ち越しに。
旦那は「あれは絶対男だ! 袋も見えた!」と言っていましたが(ずーっと「男二人だと思う」と信じて疑わず)、私は性別よりも尿蛋白が+に戻ったことよりも、先生が言った、ある一言が気になってしまい…。
「二人の大きさに差がありますね」
です。こんなふうに言われたら、「一人だけ成長が遅れてるのかしら…」と思ってしまわないですか?
「一卵性は羊水で調整する」とネットで読んだことがあったのですが、二卵性のそれは読んだことがなかったので、「これ、私にはどうしようもできないじゃん…」と思って「え、そうなんですか?」としか言えませんでした…。もし突っ込んで聞いていたら、どうにかする方法を聞けたのかもしれませんが、「対処法があるなら、こちらから聞かずとも教えてくれるはず」とも思ったので…。
命に関わることなのに、ちゃんと聞かないのは私の悪いクセです…。また、ネット情報を信じ過ぎるのも良くないとわかっていつつ、双子情報が少ないがためについつい読んでしまいます…。さすがにこの歳でそこまでバカではないので、全部を全部真に受けているわけではないですが…。
とにかく、帰りの車の中で「ほかの人はこの時期どれくらいの大きさなのか」「差はどれくらいなのか」を検索したのは言うまでもなく、似たような数値や差のある方を見つけては「二人も大丈夫」と心の中で自分に言い聞かせていました…。そして、「締め付けはよくない」とあったので、物は試し。腹帯を外してみることにしました。